地震保険の本当の役割、知っていますか?

3.11東日本大震災から14年。

あの日のことを思い出しながら、地震保険について少し考えてみませんか?
「火災保険に入っているから安心」と思っていたのに、実際は地震による被害は補償されなかった…そんなケースがあったことをご存じでしょうか。
今回は、3.11の教訓をふまえて、地震保険の役割や必要性、見直しのポイントを分かりやすくお伝えします。

3.11で実際に起きた「保険の落とし穴」

3.11東日本大震災では、地震や津波で多くの住宅が被害を受けました。
そのとき、被災された方から「保険に入っていたのに、保険金が出なかった」という声が多く上がりました。
この背景には、「火災保険に入っているから大丈夫」と誤解していたケースが少なくなかったからです。
火災保険だけでは、地震や津波による被害は補償されません。
地震による火災も対象外です。
「地震保険に入っていなかったから、家が全壊しても保険金が出なかった」というケースが実際に全国で多数発生しました。
さらに、地震によって自宅が住めなくなったにもかかわらず、住宅ローンは残るという厳しい現実も。
新しい住まいを確保するために、新たにローンを組む=ダブルローンに苦しんだ方も多かったのです。
火災保険に入っている=地震も大丈夫と思っている方ほど、この「保険の落とし穴」に気づきません。
3.11から年月が経った今、もう一度この事実を知っておくことが大切です。

ご存知ですか?火災保険では地震の損害は補償されません

3.11の後、「火災保険に入っているから大丈夫」と思っていたのに、地震の被害は補償されなかったという声が多く聞かれました。
実は、火災保険だけでは、地震や津波による損害は補償されません。
この事実、意外と知られていないんです。
せっかく保険に入っているのに、いざという時に役に立たないのはもったいないですよね。
まずは、自分の保険が何を補償していて、何が補償されないのかを確認してみることが大切です。
そして、地震による損害に備えるには、火災保険だけでなく地震保険にも目を向ける必要があるということも、ぜひ知っておいてください。

今こそ考えたい、地震保険の必要性

東日本大震災以降も、2016年の熊本地震や2024年の能登半島地震など、大きな地震が実際に発生しています。
「自分の地域は関係ない」と思っていても、いつどこで起きてもおかしくないのが日本です。
こうした大きな地震のあと、必ず問題になるのが「生活再建の資金」です。
地震保険は、まさにその資金を確保するための重要な備えです。
「地震保険は必要ですか?」ではなく、「いざという時、どうやって生活を立て直すのか?」という視点で考えることが大切です。
まずは今の保険証券をチェックして、必要な備えができているかを確認してみませんか?

知って納得!地震保険の仕組み

「大きな地震が起きたら、保険会社も潰れるんじゃないの?」
こんな不安を感じたことはありませんか?
実は、地震保険はちょっと特別な仕組みになっています。
それは、「国と損害保険会社が一緒に支えている公的な保険」ということです。
民間の保険会社だけではなく、国がバックアップ。
そのため、大きな地震が起きても、保険金がちゃんと支払われる仕組みになっています。
そしてもう一つ。
地震保険には、自分で備える“自助”と、公的な支え“公助”をつなぐ役割もあります。
「国が面倒を見てくれるだろう」と思いがちですが、公的な支援だけでは生活再建には足りません。
自分で備えるからこそ、本当の安心が得られる。
地震保険は、そんな大切な役割を持っているんです。

3.11の教訓を未来へ。

今の保険、ちゃんと役立つものになっていますか?
3.11東日本大震災から14年。
あの日、多くの方が「まさか自分が被災するなんて」と感じました。
そして、保険に入っていたのに、地震の被害は補償されなかったという現実を目の当たりにした方も少なくありません。
だからこそ、「今の保険、本当に必要な補償になってる?」と、あらためて見直してみることが大切です。
地震保険は、いざという時の生活再建資金として欠かせないもの。
でも、「入っているだけ」で安心するのではなく、内容をきちんと理解しておくことも重要です。
この機会に、ご自身の保険証券を一度チェックしてみませんか?
「ちょっと気になる」「内容を確認したい」など、お気軽にご相談ください。
一緒に「本当に役立つ保険」を考えていきましょう。

「保険証券を見直したいけど、どこをチェックすればいい?」

そんな方へ。
保険のプロが分かりやすくお手伝いします。

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投稿者プロフィール

大和親英
大和親英代表取締役社長
大学時代は勉強はほどほどに済ませ、バックパッカー(海外貧乏一人旅)を、卒業後は父と同じ保険業界に足を踏み入れ、過酷なノルマに追われて過ごす。社会の厳しさを体験しつつも、保険を通して「人とふれあう営業」の喜びとやりがいを感じるようになりました。

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