過去を振り返ることの大切さ

こんにちは、東京保険サービス代表の大和親英です。

突然ですが、皆さんは自分の過去を振り返る時間って取れていますか?
「過去は振り返らず、前だけ見る!」と割り切ることも大切ですが、過去の行動から学ぶことで新たな発見や成長が促されると思います。

先日、営業社員に自らの過去一年の行動を振り返るためのシートを配布しました。「振り返り」とは、単に過去を振り返るだけではなく、自分の行動パターンを客観的に分析し、未来の行動に活かすための重要なプロセスだと思っています。実際、私自身も振り返りを行い、色々な気づきを発見しています。

といっても、振り返りを強制しても仕方ないので、「できるだけやって欲しい」という依頼の仕方をしています。正直言うと、多くの社員が「まだ、やっていないです。」「時間が取れていないです。」といった回答だったのですが、ある社員がお願いをした通り実行してくれました。

実際にこのプロセスを実行してくれたある社員の例を挙げます。
まず一週間をかけて「①やったこと(できなかったこと)」を詳細に書き出す。
次の一週間で、「②わかったこと(感じたこと)」として、行動の結果にどう思ったかを振り返る。
ちなみに、この2つのステップは、自己の行動を深く理解するために重要なプロセスなので、時間をかけて一人でやって欲しい部分です。

そして、最後に、「③次にやること」をリストアップすることで、自身の行動を理解し、より建設的で効果的な行動案を考えることができると思います。このようにして、振り返りを正しく行うことができれば、自己の無意識のパターンを客観的に見られます。

忙しい日々の中で、こうした振り返りの時間を確保することはとても重要です。自分がどれだけ成長できるかの一つの要素に「過去をどのように捉え、未来にどのように生かすか」があると思います。

別な社員と話をすると「いやー、反省と後悔ばかりが出てきます。笑」という言われたこともありますが、そんなネガティブな振り返りを一人でこっそりとすることは私自身も当然あります。問題は、それを次に活かすために「深く掘り下げて、向き合うこと」だと思います。

最初は反省の連続かもしれませんが、その一つ一つが未来への一歩となります。「新しい自分」を発見し、真の成長へと進むために、今日からでも過去を振り返ってみませんか?

この記事を読んだあなたが、この挑戦に参加して、自身の成長の旅を始めていただけると幸いです。

※画像は、実際に配布した振り返りシートです(解説文章は、ChatGPTの手助けを受けて作成してます)。

投稿者プロフィール

大和親英
大和親英代表取締役社長
大学時代は勉強はほどほどに済ませ、バックパッカー(海外貧乏一人旅)を、卒業後は父と同じ保険業界に足を踏み入れ、過酷なノルマに追われて過ごす。社会の厳しさを体験しつつも、保険を通して「人とふれあう営業」の喜びとやりがいを感じるようになりました。