日本代協コンベンション

第一部開会前の様子

先週の金曜日、土曜日の2日間に渡り、私が役員を務めている一般社団法人日本損害保険代理業協会が主催する「日本代協コンベンション」という大会がグランドニッコー東京台場で開催されました。
コンベンションは、1日目が式典と基調講演・懇親会、2日目は4つの分科会に分かれてセミナーに参加する形式で執り行われます。

このイベントは、全国の会員(保険代理店)が会員同士の交流と学びをするために集まる同業者団体の中では最大規模のイベントです。
1日目の夜、懇親会では保険各会社の社長が登壇したり、政治家が挨拶に来たりして、人数的には500名を超える規模になります。

今回、私がこの2日間で得た学びのキーワードは、「SDGsを活用した広報戦略」と「RPA」です。

講師紹介スライド

一つ目のSDGsを活用した広報戦略については、基調講演の「実践SDGs活動せ成果をあげる秘訣」で、講師の村尾隆介氏の話を受けてのことです。
SDGsという単語は知っていたし、社会や世界を守るためにやらなければいけないものという認識でしたが、日々の営業活動に押されてどうしても後回しになってしまいがちでした。
それがむしろ「SDGsをやることで、会社のブランド力を上げて、様々な事業の発展に寄与できる」という新しい視点で物事を考えさせてくれました。SDGsという言葉は色々なところで見聞きするようになっています。それを上手に活用することで宣伝広告費を捻出できない中小企業でもメディア露出が可能になる、といった話は非常に興味深いものでした。

続いて、二つ目の「RPA」とは、Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略です。
簡単に言えば、決められ他プログラムに沿ってPCが自動的に動いて、人の代わりに仕事をしてくれる、というものです。
これによって単純繰り返し作業のような操作を機械がやってくれるようになるので、上手に活用することで業務効率化が図れることになります。Open AIの活用もさることながら、このRPAも活用することで業務の効率化が図れるし、人材不足の中でこうした技術を活用していくことも欠かせないことだと感じました。

今後、この2つの項目について自社の取組候補として取り入れていきたいと思っています。

投稿者プロフィール

大和親英
大和親英代表取締役社長
大学時代は勉強はほどほどに済ませ、バックパッカー(海外貧乏一人旅)を、卒業後は父と同じ保険業界に足を踏み入れ、過酷なノルマに追われて過ごす。社会の厳しさを体験しつつも、保険を通して「人とふれあう営業」の喜びとやりがいを感じるようになりました。